2024.08.21 14:57共著論文:ROP GTPaseの活性/不活性状態の循環調節はゼニゴケの栄養器官形成に必須である神戸大学石崎研究室との共著論文「Regulation of ROP GTPase cycling between active/inactive states is essential for vegetative organogenesis in Marchantia polymorpha」がDevelopment誌に掲載されました!分子スイッチとして働くROP GTPaseの不活性化を担うGAP, RENタンパク質がゼニゴケの仮根伸長や気室形成に必須であることを明らかにした論文です。第1著者の酒井さん始め、共著者の皆さまありがとうございました。
2024.04.20 14:20福島での野外調査4/17-19に農研機構の雑草防除グループとの共同研究として福島拠点のスギナ圃場で調査をさせていただきました。教員(加藤)にとっても初めての野外調査でしたが、天候にも恵まれ得るものの多い滞在となりました。ご協力いただいた福島拠点の皆さま本当にありがとうございました!
2024.04.02 00:13HIRAKU-Global2023年度から加藤はHIRAKU-Globalという広島大学主催の若手研究者育成事業に採択されているのですが、その広報誌が3月に発行されました。表紙と教員インタビューに加藤が載っていますのでよければご覧ください。
2024.01.16 06:19最先端研究紹介 infinity愛媛大学の広報活動として「最先端研究紹介 infinity」に記事を寄稿しました。よければご覧ください。https://www.ehime-u.ac.jp/data_study/kato-hirotaka/
2023.11.01 06:17eGS愛媛大学にはeGSという意欲ある高校生を受け入れて研究活動させる事業があるのですが、当研究室で受け入れを行っていた加藤美佳さんが9月に行われた日本進化学会で「ゼニゴケの葉状体再生について」というタイトルでポスター発表を行い、敢闘賞を受賞されました(愛媛大学TOPICS)ゼニゴケは適当にちぎった断片からでも個体を再生できるタフな生き物で、そのため園芸家からは嫌われてもいます。加藤美佳さんは組織の古さや栄養が再生にどう影響するのかを解析しました。
2023.04.27 13:59シャジクモ実は今月から研究室の新たなモデル植物として藻類のシャジクモが仲間入りしました。シャジクモはゲノムが解読されていますが(Nishiyama et al., 2018)、実はそのサンプルは愛媛県で採取されています。みてみたい学生さんは遠慮なく声をかけてください。
2023.04.14 04:33賞状ありがたいことに写真のような賞状をいただきました。大人になるとこういう機会は滅多にないので嬉しいですね。今年からは学生実験を始め授業の担当も増えるので、研究とそれ以外の活動を両立できるように頑張ります。
2023.03.29 05:16ヒメツリガネゴケ胞子体当研究室において初めてのヒメツリガネゴケの胞子体を観察することができました。これでモデルコケ植物3種全ての生活環を追える体制が整ったことになります。将来的に種間の比較解析で面白い発見をできたらなと思います。
2023.03.06 07:16ゼニゴケ胞子体愛媛大学に移って1年。ようやく最初のゼニゴケ胞子体を収穫しました!これで当研究室でもゼニゴケを使った遺伝学的解析ができます。まさか経験のないナガサキツノゴケより後になるとは…
2023.02.07 06:36オーキシン信号伝達なくして器官形成なし以前に京都大学時代の仕事がThe Plant Cell誌に掲載されたという記事を書きましたが、このことに関して共同プレスリリースを出しました。研究内容を(できるだけ)わかりやすく日本語で書いているので是非ご覧ください。
2023.02.06 08:36ツノゴケ胞子体コケ植物は蘚類・苔類・ツノゴケ類の3種類に大きく分類されます。当研究室では昨秋からツノゴケ類のモデル植物であるナガサキツノゴケの培養も始めていたのですが、ついにツノゴケ類の特徴であるツノ(胞子体:写真矢印)の誘導もできるようになりました!とりあえずは学生実験の材料にするつもりですが、将来的には何かツノゴケを使った研究もしてみたいなと思っています。
2022.12.20 02:01ゼニゴケのオーキシン受容体私が京都大学で取り組んだ最後の仕事がThe Plant Cell誌に受理されました。MpTIR1がゼニゴケのオーキシン受容体であることを確認し、オーキシン信号伝達が器官形成には必須なことを示した論文です。まだプレプリントの原稿ですが、ご一読ください。https://academic.oup.com/plcell/advance-article/doi/10.1093/plcell/koac367/6931799?login=true